前回SUGOで行われた第3戦は、同日程のアメリカドリフトイベントで渡米の為欠場し、今戦はいつもにも増した緊張感の中イベントに望んだ。
ここオートポリスは車速180Kmオーバーからドリフト進入し、高速域での繊細なマシンコントロールが要求されるコース。
今回マシンセッティングをオーバー方向に振りドリフト中のスピードよりもコントロール性を重視させた。オーバー方向へ振った狙いは広いコースの為タイヤスモークをより多く出し、迫力アップさせる狙いもあった。
雲行きのあやしい中予選は進行していく。
1本目路面コンディションはドライ、審査コーナーで若干アウトラインをあけるものの98.5点と合格ラインの走りを決める。
2本目は前フロントガラスに雨が点々と落ちるが、路面はドライという状況でのスタート。審査員席前高速コーナーでアウトいっぱいのラインを取ろうとするが、雨で路面が食わずリヤタイヤがダートに入る。
3本目は完全なウエットとなってしまった。突然の雨の為、マシンをウエットセッティングへ変更する事が出来ないまま走行となった。
ドライセットの為、角度をつける事が出来ず、確実なライン取りのみを考え走行。迫力には欠けるものの確実な走りで1本目と同得点をたたき出し決勝進出となった。
決勝当日天候に恵まれたが、気温が上昇し、マシンには厳しい状況下の中行われた。
本番1本目ライン角度とも手堅く決め98.7点をマーク!しかし、シード勢ほとんどが高得点を出してきているのでこの点では安心出来ない。
2本目も果敢に攻めるものの同得点となり3本目にかける。しかし3本目は2コーナーのクリップを外す痛恨のミスをし、僅差でトーナメント進出を逃してしまった。
次回エビスサーキットで開催されるD1第5戦 残暑の厳しい中、過酷な展開が予想されるが、その暑さに負けない走りで期待に添いたいと思います。
リザルト