上位を走行していたNSX勢はピットインを遅らせ67周目にクラス3の全車がルーティーンピットを済ませると、再び#23(尾本)がトップに立つ。この時点で2位を走行する#245(井出)との差は約36秒。その後ろ3番手に#83が続く。
残り30周あたりからブレーキトラブルに悩まされながらも#245(井出)がハイペースで追い上げ始めた。30秒ほどあったマージンを1周毎に1〜2秒縮め、#23の背後に迫る。残り7周をすぎ5〜6秒差までに詰められるが、#23(尾本)もラストスパートをかけ目の離せぬ戦いが続く。最終ラップには3.4秒差まで追い詰められるものの#23が見事に逃げ切り、完璧なレース運びで今季2勝目をあげた。この勝利で#245とのランキングを37ポイントとし、シリーズチャンピオンに待ったをかけた。
#23 C-WEST ORCアドバンZ(日産FAIRLADY Z/Z33)
クラス3・優勝
3:03'54.883 (105)