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2004年スーパー耐久レースレポート レース情報トップページ
決勝レース 2004年11月14日(日)

朝は前夜の冷たい雨が残ったが、午前中には止んでコースも乾き始めてきた。しかし、ところどころに水溜まりが残っているうえに、いつ雨が落ちてきでも不思議ではない不安定な天候となった。
この状況の中、#19TC-KOBE・MAX・Z33 のみ浅溝のついたレインタイヤを選択。クラス3の他車両はすべてドライ用のスリックタイヤを選んだ。

105周で争われる決勝レースは12時4分にスタート。気温は12℃とかなり低めとなる。スタートドライバーは山田英二。
最終戦いいスタートを決めた#245Z(星野)は、フロントロースタートの#23Z(山田)をかわしてクラス2位へ。またレインタイヤをチョイスした#19Z(輿水)も3位に浮上した。しかし走行ラインはあっという間に乾き、#19Zはペースが落ち8周でピットインしてスリックタイヤに交換し、ポジションを落とすことになった。

10周を過ぎたあたりでクラストップの#27と#245との差は約10秒。星野はドライセッティングが合わず、コースが乾いてくるにしたがってペースが上がらなくなっていた。そして17周目の1コーナーで#23Z(山田)が#245(星野)をかわしクラス2位に上がる。

レースは約1/3を終了した33周の時点で、#23Zは徐々にペースをあげ、クラストップの#27M3との差は約11秒。
後を追うように#245Zが続くが、47周でピットインし井出に交代。しかしタイヤに違和感を覚えた井出は1周でピットイン。原因は右フロントのハブトラブルだった。この修復のために#245Zはガレージで時間を費やすこととなる。

#23Z(山田)は軽くなったクルマで6秒台のLAPをたて続けに刻み、#27M3との差を8秒に詰めて51周でピットインし、尾本直史にバトンを渡した。燃料が多い時には我慢の走行でタイヤをいたわり、後半にスパートをかける戦略の#23Zは、アウトラップからしばらくはペースを思うように上げられないため、燃費に勝る#27M3は61周でピットインし、クラストップを守ってコース復帰となる。

レースの約2/3が終了した67周、クラストップ#27M3と#23Zの差は17秒。
80周を過ぎたあたりには10秒まで詰めより、85周目には7秒差。軽い状態でペースが上がるようセッティングされた#23Z(尾本)は、終盤#27M3に急接近しファイナルラップでテール・トゥ・ノーズとなり、1コーナーでチャンスをうかがい、V字コーナーで再び真後ろにつける。
バックストレートでついに並び勝負がついたのはバックストレートを下りきった90度コーナー。尾本はブレーキの辛くなった#27M3のインに入り、軽く接触するもののパスに成功し奇跡的なファイナルラップの逆転で、#23 C-WEST ORCアドバンZが3連勝。今季4勝目を挙げると共に、クラス3でフェアレディZが全勝を飾り、2004年シリーズの幕を閉じた。

#23 C-WEST ORCアドバンZ(日産FAIRLADY Z/Z33)
クラス3・優勝
3:37'58.301 (101)


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