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2004年スーパー耐久レースレポート レース情報トップページ
決勝レース 2004年3月21日(日)

3月21日(日)栃木県ツインリンクもてぎにて、スーパー耐久シリーズ開幕戦が行われた。気温は午後になり少し上昇し始め20.5度、路面温度は31度。

アウト側44番グリッドからのスタートとなったフィールズC−WESTアドバンDC5 77号車。スタートをドライビングするのは、予選でアタッカーも務めた磯田尚孝。
天候は昨日の大雪から一転し、晴天となっていた。路面も完全にドライ。

磯田は好調なスタートを切り、2周目には3台パスした総合40番手を走行。安定した走りで確実に順位を上げ始める。クラス17番手スタートながらも、21周目には12番手にまで浮上する。
スタート前に磯田は「耐久レースはトラブル無く走ることが大事。とにかく時間とともに何が起こるか分からないので、マシンを壊さず、出来るだけ上の順位で保坂選手に渡したい。」と話していたが、丁寧なマシン使いに定評のある磯田らしい、安定した走りを見せる。周回を重ね、38周目にはクラス8番手を走行。

スタートから、77号車がエントリーするクラス4はトップ争いが白熱していた。オープニングラップから6台近くのマシンが激しいバトルを見せる。
約3時間半で争われる500km耐久レースでは、マシンへの負担が心配される戦いとなっていた。予想通りマシントラブルが続出し予定外のピットインが相次ぐ。スピン、コースアウトが続き、コース上が一部泥で汚れオイルフラッグが出されるなど、波乱の展開。
磯田はチャンスを伺いながら、確実に順位をキープしタイミングを図る。

ドライバー交代は52〜3周目を予定していた。
48周目にはクラス6番手を走行し、このまま保坂尚希にステアリングを渡せる・・・とピット内にも表彰台への想いが募る中、50周目7号車がスロー走行とのアナウンスが入る。無線ではいつピットインしドライバー交代をするか交信されている矢先の出来事だった。なんとか自力でピットに戻ろうとするが、エンジンが完全にストップしコース脇にマシンを止めることとなる。これによりリタイア。原因は燃料系のトラブル。
保坂はステアリングを握ることなく開幕戦決勝を終えることとなった。


Driver's Coment
保坂尚輝選手 磯田尚孝選手
「耐久レースは色々な部分に不可がかかり、最初は調子が良くても何が起こるか分からない。車はもちろん、ぼく自身も強くなっていくことが大事ですね。
今回は初参戦で初レースだったので、決勝で乗れなかったのは残念です。
でもこれもレース。この悔しさが次のレースにつながって行くはずです。
今回、実際にS耐に参戦し、よりこのカテゴリーが好きになりました。頑張って耐えていれば必ずチャンスがくるし、関わる人全員がレースを作り上げていく過程にはドラマがあるし、感動が生まれます。スポーツとしても凄くいい。このチームみんなでたくさんことを積み重ね、戦える体制を作り上げていきます。」
「3年たったインテグラDC5に乗って、足まわりなど確実に進化しています。フィーリングも良くなっている。でも予選、決勝と戦ってみて、他の車と比較すると何かが足りない。パフォーマンスが低いので、ペースがあがらないですね。
これから第2戦に向け、どの分を改良すればいいかのミーティング重ね、トップクラスのマシンに近づけていかなければなりません。
今日はどうしても保坂選手を走らせたかった。あと2周ほどでピットに入る予定だったので、スローダウンしたときは、何とかピットに戻ろうとしましたが燃料系のトラブルではどうにもならなかった。残念です。」
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