第3戦もやはり天候に恵まれることはなく、土曜日の晩から降り出した雨は決勝当時のコースを終日濡らすことに。16日の朝は、前夜から降りだした雨が降り続き、朝のフリー走行はもちろんウェットコンディション。
そのため、レース展開にもやや波乱があった。13時35分に48台の車両がスタート。クラス2のアドバンテージFrom A MRが一時、総合トップを走行し、周囲を驚かせた。序盤の強い雨は4WDのランサーに大きく味方した。一時はポルシェ勢をも上回るスピードを見る。 しかし皮肉なことに、雨足はその後強弱を繰り返し、ここで勝敗を分ける。
77号車 のスタートドライバーは磯田。厳しいコンディションの中、クラス8位で周回を重ねるが、レインセッティングが煮詰め切れていない状態での戦いとなった。 上位のクルマが雨の影響でコースアウトやトラブルに見舞われる中、堅実な走りが実を結び徐々にポジションアップ。一時はクラス4位を走行する。 46LAPを走り終えピットイン。ヒロミへドライバー交代。 ピット作業短縮のためフロントタイヤのみ交換し、ピットを後にした。しかしこの後、アウトラップ、S字でスピンアウト。グラベルにはまるが、何とかコースへ復帰。その後は順調に周回を重ね、今期最高位8位でフィニッシュ。
#77 クラス8位 フィールズ C−WESTアドバンDC5 (ホンダインテグラ/DC5) 3:33'24.415(75) 磯田 尚孝 (46) 保坂 尚希 (29)