前夜の冷たい雨が残る朝となったが、午前中には止んでコースも乾き始めてきた。しかし、ところどころに水溜まりが残っているうえに、いつ雨が落ちてきでも不思議ではない不安定な天候となった。 フィールズC-WESTアドバンDC5は、クラス15番手という最後尾からのスタート。
まだ路面は濡れているものの、天候・路面ともすぐに回復すると見てスリックタイヤを選択し、スタートドライバーは磯田尚孝。 難しいコンディションの中、マシントラブルやコースアウトするクルマを横目に堅実な走りをする磯田。12秒台のラップタイムをコンスタントに維持し、前を走るマシンを次々とパスし、順位を徐々にあげる。
レースの約2/3を消化した59LAP目にピットインし、ドライバー交代時にはクラス5位まで順位を上げていた。 ピット作業も順調にこなしポジションキープのまま5位でコースに復帰。交代した保坂尚輝も順調に周回を重ね初の表彰台を目指す。上位陣のトラブルで4位にポジションアップし、順調に周回を重ねる保坂に表彰台への期待が膨らむ。 しかし終盤に入り、後続の車に差を詰められ熾烈な4位争いとなった。 80周を終える頃、パスされ5位に順位を下げる。そのままフィニッシュとなり、表彰台は獲得できなかったものの、今季ベストリザルト5位でレースを終えた。
フィールズC-WESTアドバンDC5 (ホンダインテグラ/DC5) クラス4・5位 3:37'39.129 (96)