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ジムカーナ選手権REPORT
 
   

 2004年全日本ジムカーナ選手権第6戦が北海道サホロサーキットにて行われた。全日本GT選手権の日程が重なり、最終戦筑波まで参戦できない山野哲也。シリーズタイトル獲得のため、ライバル勢のポイント抑えるべくピンチヒッターとして今大会に山野直也が参戦した。

   

 公開練習日の19日。天候は曇り。コース特徴は山の斜面を利用したアップダウンがの多い、テクニカルなコースが特徴。N3クラスヒート1開始。ジムカーナ選手権初開催のサーキットであるため、ほとんどの選手が初走行となり、ベストタイムが次々に更新されていく。直也は決勝を意識し、シュミレーションを兼ねフレッシュタイヤでアタックを開始した。スタートから果敢にコーナーを攻める。NSXでのテストも不十分だったものの、一年半のブランクを見せない走りでそれまでのベストタイムを3秒以上更新し1'26.077でトップタイムでゴールラインを切る。その後、今大会の優勝候補でもある田原憲RX7が1'26.034と、直也NSXのタイムを0秒043更新してヒート1のトップに立った。ヒート2。直也NSXはさらにタイムアップを計るべく、アタックするも1'26.416とヒート1のタイムに及ばず、田原RX7と柴田優作RX7に続き3位で走行を終えた。

   

 決勝日の20日。天候はこの日も時おり晴れ間は見えるものの曇り。N3クラス、ヒート1がスタート。ヒート1のタイムが最も重要と気合が入る直也はNSXの高いトラクション性能を活かし、鋭いスタートを決めた。順調にコースを疾走する直也NSX。ゴール前の高速スラロームも鮮やかに決めて、1'24.100のトップタイムで後続のライバル勢の様子を待つ。ライバル勢の中でも筆頭の田原RX7がスタートラインに着いた。勢いをつけてスタートした田原RX7は直也の中間タイムを0秒7更新する勢いでコースを快走。ゴールタイム1'23.271と直也より0秒829の差でトップに。続くヒート2に備え、昼の慣熟歩行では入念にコースをチェックしている直也の姿が見えた。いよいよ各クラスごとにヒート2が開始となるが、S1クラス競技中にアクシデントが起こる。残念ながらN1クラスを除いたクラスは、ヒート1の結果を持って最終リザルトとなってしまった。ヒート2に逆転をかけていた直也NSXにとっては不運だったが、2位でサホロラウンドを終えた。
 ジムカーナ界では珍しいチームプレーを駆使し、山野直也が2位のポイントをゲットできたことは大きい。最終戦筑波までにライバル勢がどこまで山野哲也のポイントに近づいているかに今後、興味がもたれることであろう。

   

「ヒート2で逆転を狙っていただけに、予期せぬアクシデントで大会が途中で中止となり非常に残念な結果となってしまった。しかし一年半ぶりの全日本ジムカーナ選手権参戦で、ほとんどテストができなかった状況を考えるとNSXの高いポテンシャルも含め、良い結果だったと思う。」

山野選手

「今回はチームプレーの一環としてスポンサーの皆様にご協力していただき、直也の出場が決定したことに感謝している。久しぶりのジムカーナ出場かつ、初めてのNSXと言うマシンでありながら、好成績を残してくれてありがたく思う。是が非でもチャンピオンを獲れるよう頑張りたい。」

   
RACE RESULT 2004
   
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