C-WEST シーウエスト
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  ポリウレタン製とFRP製との強度の関係
 近年、ポリウレタン製のエアロパーツが多くなっていますが、FRP製に比べてウレタン製は、弾力があって割れにくい性質を持っています。FRPはウレタンよりも遙かに物質的強度のある素材ですが、その分、硬く、割れやすいのです。シーウエストは、ウレタン樹脂メーカーとのタイアップにより、エアロパーツに、より適した物性を持つウレタン樹脂そのものの開発も行い、それぞれ長所を持つ両者を使い分けています。並はずれた技術力で、数多くの材質と製法を駆使するシーウエストは、FRPとポリウレタンの強度も、コントロールしているのです。
 
1.収縮率の問題
 ポリウレタン樹脂は、主材と硬化剤の2つの液体を混合し硬化する「非熱可塑性樹脂」と呼ばれる合成樹脂です。化学反応により熱を発生し硬化しますが、硬化時に大きな「収縮」を起こし、形状によっていろいろな方向へ引っ張られ、ゆがんでしまいます。製品を作る生産型も樹脂型ですから、これも収縮するので、型と製品の、両方の収縮を見込んだ分だけ大きく、ゆがむ分は反対方向へゆがませたマスターモデルを作らなければなりません。2重に縮んで、ゆがんだ結果、車にピッタリと取り付く、魔法のようなマスターモデルを作らなければならないのです。
2.重量、熱による変形の問題
 ポリウレタン樹脂でできた製品は、ある一定以上の荷重がかかったり、高温にさらされたりすると、ゆがんでしまう事があります。車への取り付け方法が適切でなかったり、製品重量が重すぎたりすると、製品自体の自重でゆがんでしまう事も考えられます。樹脂の物性と、製品の厚み、リブ形状の入れ方等を最適のバランスにして初めて、少々のことではゆがまない製品が出来上がるのです。
3.型の強度と耐熱の問題
 シーウエストのポリウレタン製品は、「低圧RIM成型」という製法で作られています。低圧とはいえ、樹脂注入時には型が弱ければ広げられてしまうほどの圧力がかかり、注入された樹脂は、硬化時に120度以上の硬化発熱を起こします。これらの圧力や高温に耐えるだけの強度と耐熱性を有し、連続成形でもくすまない表面硬度を持った型を作らなければなりません。
4.型の分割と、精度の問題
 シーウエストのフロントハーフスポイラーの生産型は、7〜12ピースくらいに分かれる、分割型です。分割しなければ、製品を型から脱型することもできません。分割の数が多ければ多いほど精度を維持することも、強度を確保することも困難になりますが、それでもそれぞれのピースが絶妙の精度と、強力な締付力で結合する、精密な型を作らなければならないのです。
5.樹脂の流入経路の問題
 生産型には樹脂の入口と出口があり、入口から注入された樹脂は型内の容積を全て満たして出口から出ます。その流入経路の途中に袋小路や障害物があると、空気の逃げ場がなくなり製品に気泡が残ってしまいます。そのため、流入経路には通路を狭くして流入圧を変化させる部分や、一度迂回させて違う向きで流す別の通路や、残った空気を溜める「ポケット」等を作り、型内を通過する樹脂の流れをコントロールするのです。
 言うまでもなく、シーウエストのレーシング・テクノロジーはスタイリング・デザインと直結しており、空力特性(空気抵抗係数やダウンフォース等)、直進安定性、コーナーリング安定性、冷却機能、新気吸入機能等々、あらゆる機能をデザインに反映させています。ポリウレタンをはじめ、あらゆる素材と特殊技術製法を巧みにリンクさせ、シーウエスト製品は、これからも進化し続けます。
LEGACY BP5 2.0 GT SPEC-B
フロントハーフスポイラー\25,200
インテグラDC5
フロントハーフスポイラー \18,900
フロントハーフスポイラー\25,200
レガシーワゴンBH5/BH9、レガシーB4/BE5
フロントハーフスポイラー(A・B型対応)(C型対応)
\23,100
フロントハーフスポイラー(BH系のD型対応)
\23,100
フロントハーフスポイラー\23,100
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フロントハーフスポイラー\23,100
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フロントハーフスポイラー(F型/G型)
\18,900
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