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2004年スーパー耐久レースレポート レース情報トップページ
予選レース 2004年3月20日(土)

金曜日のフリー走行では、1、2回目ともC−3クラストップタイムを叩き出したC−WEST ORCアドバンZ 尾本・山田組の23号車は、走行3回目ではミッショントラブルによりタイムを出すことが出来なかった。
路面はドライ、ウェットと荒れたが、マシンのバランスを見るためにはベストなテスト走行となり、幸先の良いスタートを切ることが出来た。

3月20日(土)予選日。
ドライバーズ予選が始まる直前、心配されていた雨がパラパラと落ち始め、ウェット宣言が出された。
各マシンがピットロードに並び始めた走行直前だったことに加え、まだ路面はドライ。スリックタイヤでの走行となる。最初にステアリングを握ったのは山田英二。
10:10予選開始されたが、7分30秒が経過したところで、急激に雨足が強まり数台のマシンがスピンしコースアウト。これらの車両回収のため赤旗中断となる。

ピットインしスリックタイヤから深溝のレインタイヤに替え、このタイミングでドライバーは尾本直史に交代。
10:30に予選が再開されたが、雨足は弱まるどころか霙混じりの悪天候になっていった。
23号車は、レインでのレースには厳しいマシン状況にある。
ただし、金曜日の走行データをもとに言えるのは、ドライでのレースでは表彰台を射程距離においているということである。

ウェットコンディションでは、ブレーキが利きすぎることでタイヤがロックしやすい状態となる。
その部分はドライビングテクニックで補うことになるが、路面上の水の量が増えるに従ってカバーしきれなくなる。
ドライバーズ予選では基準タイム(トップ3の平均タイムの110%)をクリアしなければならないが、クラス5番手。基準タイムは全く問題がない。
また、他にマシントラブルはないが、この大きな問題を抱えながらグリッド予選を迎えることとなった。

グリッド予選が始まる頃には霙から大雪に変わり、路面上はうっすらと雪が積もりシャーベット状になっていた。このため、予選開始から10分間は路面状況を確認するためのフリー走行となった。
ドライバーズ予選同様に、最初にステアリングを握るのは山田英二。
しかし、予想通りコース脇の設置カメラではコース上のマシンを捉えられないほどの視界だったため、開始直後に130Rでコースアウトしたマシン回収のために赤旗中断となる。
協議委員会審議の結果、赤旗のまま予選キャンセルの発表が出された。


Driver's Coment
尾本直史選手 ラーマン山田選手
「今季はシーズン前のテストからマシンの開発が順調に進んでいます。今週は木曜からレースウィークに入り走行を重ねていますが、走る毎にマシンに磨きをかけられている状況です。
あいにく天候は、雨が多くいい状態ではありませんが、それもデータを取る上では大切なことです。昨年のデータを元にしながら、より進化したマシンで今年は開幕から上位を狙えると思います。
雨の状態は、マシンの装備の違いによりあまりいいタイムが出せていませんが、それもこれから確実に詰めていけるので問題ありません。」
「ドライバーズ予選は、アタックというよりは基準タイムをクリアすることが先決。この時点でマシンをどれだけ詰められるかも勝敗に関わってきます。
今日みたいに路面が荒れ変化し続けるとそれも出来ませんからね。
ドライではかなりいい状態までマシンは仕上がっていますが、レインではまだトップを狙える状況にはありません。
今日は、このままの路面でグリッド予選を行ってもトップを獲れる状況になかったので、この悪天候はぼくらにとっては、かなりラッキー。勝機をもたらすかもしれませんね。
明日の予想はドライですし、朝の路面状況にもよりますが、ドライだったら負けませんよ。」
決勝レポート
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