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2004年スーパー耐久レースレポート レース情報トップページ
予選レース 2004年3月20日(土)

今季初参戦となるフィールズC−WESTアドバンDC5は、カーナンバー77でクラス4へのエントリーとなる。
ドライバーには、99年に今季C−WEST ORCアドバンZから参戦中の尾本直史選手とコンビを組んで、S耐で優勝経験のあるベテラン磯田尚孝。
コンビを組むのはヒストリックカーで10年のキャリアを持つ、保坂尚輝(エントリーは本名となる“保坂尚希”)がステアリングを握る。
このフィールズレーシングチームはトップフォーミュラを走る脇阪寿一選手の呼びかけによって結成された、モータスポーツの普及活動を目的とした一大プロジェクトチームである。陣頭指揮をとる脇阪は自身の公式テストと重なったためスケジュールの調整がつかず開幕戦は不参加となった。

ドライバーズ予選が始まる直前にウェット宣言が出されたが、この時点での路面はドライ。
スタートは、スリックタイヤでの走行となる。最初にステアリングを握ったのは磯田。
10:10〜予選が開始されたが、7分30秒が経過したところで、急激に雨足が強まり数台のマシンがスピンしコースアウト。車両回収のため赤旗中断となった。
ピットインしスリックタイヤから深溝のレインタイヤに交換し、ドライバーも保坂尚希に交代。

10:30に予選が再開されたが、雨足は弱まるどころか霙混じりの悪天候となり、各マシンともなかなかタイムをのばすことが出来ない。
路面上の水の量が増えるにつれ、コースアウトする車両が続出。そんな中で、S耐初戦となる保坂は辛抱強く走行を続けた。
開幕直前に行われたプライベートテストで感触をつかんだという保坂は、木曜日からのテスト走行でも天候の荒れにより、ドライ、ウェット、更には浅溝・深溝の両タイヤでトライすることとなる。これらすべてを冷静に対応し、ねばり強くタイムを更新した結果、悪天候の中で総合52番手から49番手まで順位をあげている。クラス別では8番手につけ、基準タイムをクリアしている。

コンビを組む磯田も、
「マシンのセッティングは二人の間をとっていますが、初めてとは思えないほど順応力が高い。何年も走っている僕らがアドバイスしたことを、次の走りでは理解し試みようとします。普通なら頭で理解していてもすぐ走りに反映させることが出来ない。でも、保坂さんは明らかに走りに違いが出るのが分かる。10年のヒストリックカーレースでの経験はもちろんですが、それ以前にドライビングセンスが長けているということでしょう。また、勝負に対する集中の仕方がすごい。俳優で培った集中力なのでしょうか?ぼくらの毎戦ごとの走りに注目して欲しいですね。」
と熱く語る。

グリッド予選が始まる頃には霙から大雪に変わり、コース上の走行マシンが確認しづらい状態に。路面もうっすらと雪が積もりタイヤのあとがくっきりと浮かび上がるほどとなっていた。このため、予選開始から10分間は路面状況を確認するためのフリー走行となり、
ドライバーズ予選同様、最初にステアリングを握ったのは磯田尚孝。しかし、開始直後に130Rでコースアウトしたマシン回収のために赤旗中断となる。

グリッド予選は、アタック時間を迎えることもなく、協議委員会審議の結果、赤旗のまま予選キャンセルの発表が出された。
グリッド予選は、3月21日(日)決勝日の8:00〜行われることとなった。

Driver's Coment
磯田尚孝選手 保坂尚輝選手
「3年前にこのインテグラを作ったときに、この車で一緒にレースに参戦しています。S耐にフル参戦する今季、またこの車をドライビングすることになり、不思議な縁を感じますね。もちろん、当時からパーツも仕様も大きく進化していて、驚くほど乗りやすい車に仕上がっています。
今季初参戦となる保坂さんとのコンビですが、マシンもチーム体制も、戦う環境がとてもベストな状態に加え、いい雰囲気で進んできていますのでとても楽しみです。
一戦ごとに速さを追求し、より進化するチームでありたいと思っています。開幕の予選で、しかもこの天候を考えるとまずまずのスタートを切れています。マシンの状況はウェットの方がややいいように感じますが、やはり明日は、ドライでグリッド予選に望みたいです。走る気持ちよさが違いますので、気分良くシーズンインしたいですね。」
「木曜のテスト走行から雨続きでしたが、ぼくにとってはこれがいい経験となって、予選でも落ち着いて走ることが出来ました。今のマシンは、レインの方が扱いやすく、走りやすいので、それも功を奏しているかな?ただし、まだまだセッティングを詰めている段階なので、これからどんな車に仕上がっていくかが楽しみでもあります。毎回、発見と経験の連続で、とにかく今は走ること、乗ることが楽しくて仕方がない状態です。S耐初参戦となるため、たくさんの先輩方から乗り方やコース取りのアドバイスをいただきます。まだ自己流の部分もありますが、マシンだけでなく、ぼく自身も少しずつ上位を走れるような進化をしていきたいと考えています。他のチームのドライバーでも悩みを相談したり、アドバイスをしてくれたりと、ぼくの参戦にとても好意的です。みんなでいいレースをしよう!という気持ちが嬉しくて、本当にこのカテゴリーに参戦を決めて良かったと思っています。今日はあいにくの天気ですが、明日は晴れると聞いていますし、初のアタックができることを楽しみにしています。」
決勝レポート

 

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