C-WEST シーウエスト
EXPERIENCE THE NEXT DIMENSION
トップページへ 商品紹介 レース情報 チューンドカー情報 ダウンロード
オンラインショップ ショップ紹介 チャレンジカップ イベント C-WEST USA
ひとつ前のページに戻る お問い合わせ
   
REPORT
決勝レース
2003年5月11日(日)14:00〜 82LAPS

 朝のフリー走行から降り出した雨は、強弱があるものの途切れることなく降り続いた。決勝レースのスタート前にはやや弱くなり、路面状況は改善されたように見えたが、ウェットである事には変わりない。それ以上に浅溝か深溝か、タイヤのチョイスに悩むチームも出てきそうだ。

 決勝は、1周のローリングラップのあとスタートが切られた。その瞬間、水煙が舞い上がり、視界がさえぎられる。C-WESTアドバンZ33のスタートドライバーである星野一樹選手も、ウェットと言う難しいコンディションながら、無事にスタートを切った。


1周目、同じクラス3のDELPHI ADVAN NSXがデグナーでスピン。C-WESTアドバンZ33は、順位を一つ上げてコントロールラインを通過した。しかし、その直後の2コーナーで痛恨のスピンを喫してしまう。モニターに映し出されたのは、グラベルで動けなくなったC-WESTアドバンZ33であった。開幕戦に続き、序盤でハンデを背負ってしまったが、それでも、とにかく完走することが重要とあって、オフィシャルの手でコースに復帰、レースを続けた。

しかしその直後の5周目、130Rでは、同クラスの他のマシンが突っ込んでくるという信じられないトラブルに巻き込まれる。左側面に受けたダメージは思ったより大きく、すぐさまピットイン。イレギュラーのピットインとなったが、各部チェック、応急処置等を行う。しかし、足回りにまで及んだダメージは修正できないままピットを後にする。クラス順位は最後尾の8位まで落ちてしまったが、データ集めの為にも、ここから完走を目指す。

30周目のクラス3順位は、トップがBP ADVAN NSX、2位にDELPHI NSX、3位にFINA BMW M3となっていた。そして、足回りにまで深刻なダメージを負ったC-WESTアドバンZ33ではあったが、星野一樹選手のドライビングでPIRELLI花博I&Plusをパスし、クラス7位に順位を上げ走行を続けていた。

そして、37周目、C-WESTアドバンZ33は、ルーティンのピットストップに向かう。ドライバー交代、ガソリン補給、タイヤ交換を行いコースへ。そのころには、ORCアドバンRX-7のリタイヤもあり、クラス6位に浮上、周回遅れながら、さらに上位を目指す。しかし、2度にわたるトラブルのツケは、そう簡単に返せるものではない。C-WESTアドバンZ33は、その順位のままチェッカーをくぐった。3クラス優勝はBP ADVAN NSX、2位にFINA BMW M3、3位にDELPHI NSXとなった。

6位でフィニッシュしたC-WESTアドバンZ33は最低限の目標である完走を果たし、貴重なデータを手にした。今回は思わぬトラブルに見舞われてしまったが、マシンもどんどん仕上がりつつある。次戦は、6月の富士。日本屈指のパワーサーキットではどんな戦いになるか。乞うご期待だ。

 
スーパー耐久シリーズ
場所 予選 決勝 Best Lap
Round.2
鈴鹿サーキット 4位:2'19.153(4/5)
6位:73 LAP
3:34'55.851
尾本 直史(36)
星野 一樹(37)
   
C-WEST シーウエスト | エアロパーツの開発、製造ならC-WEST Copyright 2002 C-WEST inc. All Rights Reserved.