前日までの雨天から一変し雨もあがり、26度と暑い日中から決勝を迎える。C−WESTアドバンZ33にはスリックタイヤが仕込まれ、曇りとはいえ熱のこもるマシンへ、スタートドライバーの尾本選手が乗り込んでローリングスタートを始めた。
グリッドの上位マシンが次々にホームストレートを抜けていく中、ひときわ目立つノンターボ独特のカン高いエキゾーストノートを響かせ、C−WESTアドバンZ33は快走していった。スタート開始から20LAP目まで客観的に見ても走りに冴えのあるC−WESTアドバンZ33が#39号車のガードに阻まれ、スピンして後退していた#83と同時に#39をパス。順位は#15、#77、とRX−7が続き、#27、#83、#23C−WESTアドバンZ33、#39のノンターボ勢4台が1’40秒台で走行し3〜4秒の間で数珠繋ぎとなった。