前回の美祢戦で痛手を負ったC-WESTアドバンZ33は完全復活し、シリーズ唯一過酷な24時間を戦う十勝インターナショナルスピードウェイへとラウンドは移された。
C-WESTアドバンZ33はレギュラードライバーに加え、フォーミュラーニッポン、全日本GT選手権でトップクラスの活躍をみせる本山哲選手、井出有治選手の強力な応援を得て、この長い戦いに挑戦する。C-WESTアドバンZ33は決勝数日前からフリー走行、ナイトセッションでの走行状況、部品耐久チェックを行われていった。今戦は予選がなく、これまでのポイント数によってグリッドが決定される方法となる。
空にはやや雲がかかりトレーナーを着用しなければならないくらい肌寒い気温の中、フリー走行を終えた。ファンサービスの一環であるピットウォークでは、これまで他チームでも類を見ないくらいの人だかりがC-WESTピットの前に集中し、夜間走行のフォグランプを備えた”十勝仕様”のフロントバンパーを装着したC-WESTアドバンZ33と2人の強力助っ人ドライバーは、注目の的で大賑わいだった。