C-WEST シーウエスト
EXPERIENCE THE NEXT DIMENSION
トップページへ 商品紹介 レース情報 チューンドカー情報 ダウンロード
オンラインショップ ショップ紹介 チャレンジカップ イベント C-WEST USA
ひとつ前のページに戻る お問い合わせ
 
決勝レース 2003年9月7日(日)
天候
気温
Weathar
Temperture
晴れ
30度

ピットウォーク

今回のレースウィークは天候に恵まれ、連日快晴となった。このTIサーキットでは、今春に行われたGT開幕戦からしばらく期間も空いている為、久しぶりのレースを楽しみに足を運ぶ観客が多いように見えた。定番のピットウォーク中に行われるアトラクションだけでなく、ピットロードには大勢の観客が押しかけ、間近に見るレーシングカー、ドライバー、レースクイーンに満足しているようであった。各チームやスポンサーのグッズ類を両手一杯に手に取る方も少なくなかった。

スターティンググリッドに並んだ、ノンターボでFRのC-WESTアドバンZ33の前には、クラス2の4WD&ターボのランサーが数台立ちはだかり、混戦を予感させた。

そして午後1時、46台のマシンがスタートを切る。
コースでは予想通り混戦が繰り広げられ、果敢にコーナーを攻める尾本選手。LAPが34周を過ぎた頃、コースアウトしたマシンの撤去のためペースカーが導入された。

そのタイミングに合わせ、タイヤ交換などのルーティンワークを行うか否かを、ドライバーとチーフメカが無線でやり取りをする・・・。近年のスーパー耐久レースは“耐久”と名が付くものの、殆どスプリントレースに近く、わずかなピットタイムも惜しいくらいで、慎重に他チームとペースカーの様子を伺う。燃費計算の結果ピットインはせず、そのまま尾本選手ドライブでレース続行し、ほぼ予定通りの周回数を重ね、星野選手へ交代した。

そして、次々に他チームもピットインする中、コース上を疾走するC-WESTアドバンZ33が、コーナーリング中に少しずつ挙動がおかしくなり始めた。無線だけでは状況が全て把握できず、交換パーツの準備も難しいという判断から、一旦はマシンをピットに入れることを星野選手へ伝える。

過酷なレース車輌は、異常な程熱を持つものではあるが、その熱が部品である鉄やアルミを変形させ、折損することが多く見られるが、今回の異常箇所は、前回のポッカとは異なる駆動系のパーツが、熱による劣化したためであった。そして星野選手はマシンに乗ったまま20分程でパーツチェンジが済まされ、再度C-WESTアドバンZ33が、遅れを取り戻しに元気よくコースへ飛び出して行った。
後半の周回数だけでは順位は変らなかったものの、無事完走はできLAP90を走破することができた。

今回の予選はクラス4位、ノンターボ車の中でも2位に着けれた好ポジションでしたので、決勝はそれより上のポジションを狙っていただけに非常に残念です。
新型車でのレース参戦につきまとう部品の耐久性、経年劣化など考えられる対策はしつつも、思わぬところに落とし穴があり、改良を加えてポジションアップしていく。2003シリーズ前半でかなりの速度でそれらを行ってきましたがまだ未知な部分もあり常に進化が必要な競技であることを痛感しました。残りの2戦に向けても同様に、常に開発フィールドとして戦い続けようと考えております。

何とか完走こそできたものの、悔いは残りますね。
チームスタッフが頑張ってくれて、ドライバーも全力で頑張っている。だけどレース実績の乏しいフェアレディZの予測データはうちのチームしかわからないといってもいいくらいで、潰れてみなけりゃ分からないことも沢山あります。
トラブルが生じた時の俊敏なメカニック作業に応えるように後半も一生懸命走りました。
次戦菅生でもドライバー&チーム一丸となって頑張って行きたいと思ってます。

 
スーパー耐久シリーズ
場所 予選 決勝 Race Time/Lap
Round.6
TIサーキット英田 4位:1'41.588
7位
3:09'28.456(90)
   
C-WEST シーウエスト | エアロパーツの開発、製造ならC-WEST Copyright 2002 C-WEST inc. All Rights Reserved.