シリーズの中でもコースの高低差が激しく、シビアなブレーキタイミングが必要となるこの菅生は、尾本選手の得意とするコースであり、上位を狙いスタートを切る。
レース開始から快走するC-WESTアドバンZ33と尾本選手。周回遅れの車輌をコース上でパスしはじめたころ、最終コーナーで他クラスのマシンと接触しスピン。しかしすぐにコース上へ復帰。ところが左フロントタイヤにダメージを受けてしまい、マシンの挙動が安定しない。しかしルーティンピットインまでかなりの周回を残している事もあり、数周するタイムを参考に検討した結果、ドライバーには酷だがそのままレース続行。尾本選手はその不安定なC-WESTアドバンZ33を、粘りと技量でクラス4位にまでポジションを上げ、星野選手へほぼ予定どおりにバトンタッチ。
ニュータイヤを得たC-WESTアドバンZ33は星野選手の猛追で3位まで浮上!