スーパー耐久シリーズ第1戦/MINE Super 500Km race
4月3〜4日/CP MINEサーキット 晴れ・ドライ 


予選:クラス1位 総合10位
グループNプラス/ポールポジション:1分42秒429


今シーズン新設されたGNPクラスに参戦することになった#39「ウェスティン インテグラ」。
昨年はクラス3に参戦、チャンピオンを獲得している実力派チームは、
心機一転、新しいクラスでチャンピオン獲得を目標に開幕戦を迎えた。

GNPとは、「グループNプラス」という意味。文字通り、N1にプラスαの改造が可能になっている。
その中身とは、カムシャフトとブレーキキャリパーの交換が可能になったこと。
これで、さぞかしタイムアップが計れるかと思いきや、その代償として、
70kgのウェイトを搭載しなければならない。

プラス要素とマイナス要素がそれぞれ加わった結果は、「去年とあまり変わらない」というものだった。
それでも厳しいレギュレーションをふまえ、出した答えは「ボンネットをカーボン製にする」こと。
これでマシンの重心を低い位置に移行することができ、スムーズなマシンの動きを得ることができる。
その甲斐あってか、予選ではポールポジションを獲得。

アルテッツァが同じクラスでレースデビューを飾り、話題をさらったが、
決勝では熟成の進んだ#39「ウエスティン インテグラ」にとってのライバルはクラス内ではなく、
クラス3、4のマシン。結果、信頼性の高いマシンで走り切った#39「ウエスティン インテグラ」が、
開幕戦を優勝で飾り、幸先よい結果を残した。


決勝:クラス1位 総合8位
グループNプラス優勝
周回数/146 LAP


スーパー耐久シリーズ第2戦/仙台ハイランド
4月24〜25日/雨・ウエット


予選:クラス4位 総合32位


レースウィーク中、降り続けた雨は、チームにとって頭痛の種となる。
予選は、インテグラのレインタイヤでは対応できないほどのヘヴィレイン。
言うことを聞かないマシンを何とかコントロールしながらアタックしていたが、
足をすくわれコースアウトするシーンも見られた。

苦戦を強いられた予選の結果、後方からのレースを知られた決勝。
どしゃぶりではないものの、相変わらずレインコンディション。
まるでパワーダウンしたようなマシンを操り、ひたすら周回を重ねることになった。
ガマンのレース。結果は周りのトラブルや後退に助けられ、
気がつけば、クラストップ。2連勝を遂げたのだが、総合結果は21位をふるわず。
尾本、磯田自身も悔しさの残る勝利となった。


決勝:クラス1位 総合21位
グループNプラス優勝
周回数/146 LAP

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