スーパー耐久シリーズ第3戦/SUZUKA 200Miles
5月15〜6日/鈴鹿サーキット/曇り・ドライ


予選:クラス1位 総合17位
グループNプラス/ポールポジション:2分30秒656


ハイランドでの屈辱を取っ払おうと、反撃に燃えた#39「ウエスティン インテグラ」。
尾本にとって、鈴鹿は走りなれたサーキットのひとつ。美祢、仙台と初体験のコースが続いた後だけに、
テンションも上がるというもの。アルテッツァの参戦もここへきて一気に増加。その中でも、
土屋圭市、織戸学というプロドライバーを擁する#25「アルテッツァADVAN」は、
確実に戦闘力をアップさせてきており、間違いなく#39「ウエスティン インテグラ」にとって、
強敵になりつつある。ドライバー自身、#25「アルテッツァADVAN」をマークしながら、
レースを闘うことになる。

予選で#25「アルテッツァADVAN」を抑え、ポールポジションを獲得した#39
「ウェスティン インテグラ」。決勝でも、快調にクラストップをキープ、レースをリードし始める。
ところが、スタートドライバーを務めた磯田にフライングスタートのペナルティが課され、
ピットイン、10秒ストップを強いられる。

トータルで30秒を超えるタイムロスになるペナルティにつき、クラストップの座をキープできるか否か、
心配されたが、それまでに#39「ウエスティン インテグラ」が稼ぎ出したマージンに助けられ、
そのままクラストップを守り抜き、尾本へとステアリングを委ねる。

走り慣れたコースで、尾本も本領発揮。順調に周回を重ね、さらにはクラス4を喰う健闘ぶり。
先のハイランドで味わった苦い思いを一気に払拭するパーフェクト・ウィンを果たした。


決勝:クラス1位 総合8位
グループNプラス優勝
周回数/52 LAP

スーパー耐久シリーズ第4戦/TI 400Km スーパー耐久レース
6月13日/TI サーキット・英田/曇り・ドライ


予選:クラス2位 総合15位


リザルトを見る限り、開幕戦から3連勝を飾っている#39「ウェスティン インテグラ」。しかし、
尾本、磯田両ドライバーの気持ちでは、「2勝1敗」だという。さらに、クラス内のライバル争いも
いよいよ本格的になってきた。

アルテッツァの開発が進み、レースを重ねるごとに信頼性もアップ。
速さを身につけたライバル勢の動きから目が離せなくなってきそうだ。
そしてその結果が予選で表れる。#39「ウエスティン インテグラ」は、
ドライコンディションでクラストップの座をアルテッツァに譲ることになってしまったのだ。

とはいえ、S耐の醍醐味は最後まで走りきり、チェッカーを先に受けること。
耐久性で優位に立つ#39「ウエスティン インテグラ」は、決勝で
#25「アルテッツァADVAN」を猛追し、背後を脅かす。
ハイペースのもと展開していた激しいクラス争いは、後半戦へと突入。
磯田から尾本にドライバーチェンジした後も、
チェッカーを受けるまで、ハードなバトルとなると思われたのだが、
思わぬところでミッショントラブルが#39「ウエスティン インテグラ」を襲う。
突然のトラブルにチームでは成す術もなく、リタイヤを受け入れることになった。


決勝:リタイア
周回数/42 LAP

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