スーパー耐久シリーズ第5戦(JGTCスペシャルステージ)/十勝24時間レース
7月16〜18日/十勝インターナショナルスピードウェイ/曇り・ドライ


予選:クラス1位 総合12位
グループNプラスポールポジション:2分28秒660


今やすっかり名物となった十勝での24時間耐久レース。日本国内のサーキットでは、
唯一24時間耐久レースが可能なサーキットとして知られている。
一瞬の速さだけでなく、耐久性、チームワークなど、すべての要素において、
最強のポテンシャルを見せたチームこそが、勝利の美酒を味わうことができるのだ。

チームでは、尾本、磯田のレギュラードライバーに加え、助っ人として
シビックレースで活躍する5ZIGENの小林敬一、2輪ライダーからレースキャリアを
スタートさせ、今季は将来のトップドライバーを育成するカテゴリーとして注目を浴びている
フォーミュラドリームに参戦中の佐々木孝太両選手を迎え、万全の体制作りを行う。

夜を徹して闘うこのレースでは、
夜間走行が勝利の行方を左右することが必至。

そのためにも、十勝での耐久レース参戦のキャリアを持つ磯田に加え、
同じく経験組の小林の活躍が大きな意味を持つ。

尾本、佐々木も初の十勝とはいえ、緊迫したレースウィークのスケジュールを
順調に消化、決勝にむけて好材料をそろえることに成功した。



TIで際立つ速さを見せたアルテッツァがこの十勝でも健闘を見せ、
予選から激しいポジション争いを展開する。
予選では一歩リードした#39「ウエスティン インテグラ」だが、
決勝レースでは#25「アルテッツァADVAN」に加え、#38「エスペリア・ジアラ・アルテッツァ」が
ポテンシャルを上げ、インテグラ勢に詰め寄る。

「決勝レースはアルテッツァのペースに惑わされることなく、自分たちのレースをしよう」と
チームは決勝を前に計画を立て、マイペースをキープしながらレースを続ける。
無理をせず、とはいえ、攻めの走りを忘れず、の精神で長い夜に入ったところ、
クラストップを走っていたマシンがトラブルに見舞われ、後退。
#39「ウエスティン インテグラ」が代わってトップに立つ。

クラストップに立った#39「ウエスティン インテグラ」もノートラブルで走り切ったわけではない。
順調に夜を終え、明け方を迎えた頃、フロントハブを交換する必要に迫られ、ピットイン。
4周以上あった2位との差を2周まで減らすことに。

だが、総合的にトラブルが少なかったこともあり、優位に立った#39「ウエスティン インテグラ」が
24時間というハードで長いレースを走り抜き、晴れあるクラス優勝を手にした。


決勝:クラス1位 総合9位
グループNプラス優勝
周回数/562 LAP
TOTAL/24時間01分06秒

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