これまで消化した仙台、鈴鹿と異なり高速サーキットとなる富士スピードウェイ。
梅雨の時期での富士は霧も濃く天候も変化しやすい。
ドライバー、マシンの調子と同様にタイヤの選択も非常に重要な要素となる。
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連日の雨天から一時的に曇り空へと変わる中、始まった公式予選。
C-WESTの参戦マシンは、スーパー耐久レース界で唯一レース参戦しているフェアレディZ。それゆえ、まだまだデータ量を積み重ねる必要がある
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予選前日の練習走行から全開走行を続け、一早く欠点を見つることで、予選への下準備を進めた。そして、タイムアタックでは速さと安定性を探りながら、果敢に尾本選手と星野選手が攻めの走りを披露。
曇天ではあるものの路面はドライの状態。尾本選手はドライタイヤでスタートしたが車種多様な同クラスのライバルチームは、予選に優位なターボ勢(RX-7)が、着々とタイムを上げ上位を独占。続いてノンターボのNSX
2台とC-WEST ADVAN Z33 が1秒弱の間に集まる結果となった。
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だが今回は、ノンターボの燃費の良さを生かし、決勝レースにおけるピットストップ回数をライバル勢より抑えることが可能。レース序盤にはポジションを挽回できる企みも充分にある。したがって、余裕を持たせた結果だったといえる。
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