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5/26に『REV SPEED』の取材で、谷田部にて風洞実験を行い、更にその後筑波サーキットにてタイム測定を行いました。今回の実験の目的は、C-WESTエアロパーツを装着することにより、ノーマルパーツと比べどのように空気抵抗が変わるのか、それによりどのように走行性能に差がでるかを、実際に数値化することにあります。
テスト方法は以下の通り。まずは実車風洞の施設を使って空力実験を行うことで、ノーマルボディの揚力の差を測定。プラス思考に働いていたら、ダウンフォースが増しているということになり、エアロによる効果は大きいと言える。ただし、それだけだとドラッグと言われる抵抗値も同時に測定してしまうので、さらに筑波サーキットでもタイム測定を行うことにしました。エアロの装着で確実にタイムアップを果たすようであれば、やはりエアロはチューニングにおいて重要な要素であると再確認できます。また空力を数字やタイムに表すことで、効果を分かりやすく目に見えるようにしました。 |
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LF(揚力:Lift) 垂直上向きに働く力で、車を浮き上がらせようとするマイナス要素 |
DF(抗力:Drag) 走行抵抗になる力で、水平方向で進行方向とはまったく逆向きに働く |
SF(横力:Side force) 水平方向の横向きに働く力で、直進安定性にも関わってくる |
LFf(前輪揚力:Front lift) 前輪に掛かる揚力で、操作性に直結する空力なので非常に重要 |
LFr(後輪揚力:Rear lift) 後輪に掛かる揚力で、FR車の場合トラクションと関係する |
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大型台風なみの風速30m/s&40m/sで実車風洞テスト
今回の風洞実験で実際に使われる風速は最大で秒速40メートル。走っていると仮定すると時速144キロということになります。分かりやすく言うと、大型台風接近時の最大瞬間風速と同等なのだから、その激しさは想像できるでしょう。 |
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テストごとに各エアロパーツを実際に交換
非常に面倒なハナシではあるけれど、1台につき数パターンのボディ形状をテストするために、現場では時間との闘いがありました。風洞・サーキット、ふたつのステージで何回も付けたり外したりを繰り返していました。 |
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筑波でもノーマル&エアロ付きでタイムアタック
足まわりやボディに関しては既に完成しているクルマで、エアロだけをノーマルに戻してもテストしてみました。走らせたターザン山田選手も見ていた側も、微妙に怖いモノがあり、どんなスピード域でもフラフラしていた姿は手に汗握るほどでした。 |
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N1フロントバンパー・サイドステップ・リアバンパー・エアロボンネット・フロントカナード・フロントフェンダー・トランクフード・ドアパネル・サイドパネル・GT
WING
エンジン:カムシャフト IN:290度EX:285度(試作品)・ワンオフチタンマフラー・MOTEC
etc.
フットワーク:TEIN車高調・ADVAN RG・ADVAN A048 etc. |
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N1フロントバンパーII・サイドステップIII・リアバンパーII・エアロボンネット・フロントカナード・エアダクト・GT
WING
エンジン:13Bサイドポート・トラストT-78タービン・トラストタイプCウエストゲート
フットワーク:TEIN N1ダンパー・ADVAN RG・ADVAN A048 etc. |
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8月号掲載 |